甲賀市観光ガイド

天保義民の碑

矢川橋の北詰に建てられた。毎年10月15日には、義民供養が執り行われる。
江戸時代の三大飢饉の一つ「天保飢饉」が全国的に頻発し、幕府は財政再建のため、近江でも実際の長さより短い検地竿を用いて検地のやり直しを行なった。
この不正検地に対して農民たちは決死の覚悟で強訴に立ち上がった。指導者となった庄屋の中に、市原村の田島治兵衛、深川村の田中安右衛門、杉谷村の西浦九平衛らがいた。
天保13年(1842)10月14日未明、矢川寺(矢川神社)の鐘を合図に次々集まった数千人の農民は、検地奉行市野茂三郎がいる三上村(現・野洲町)を目指して、野洲川周辺の農民を集めながら進み、10月16日に三上村本陣に殺到し、検地の中止を求めた。
これが世に言う「天保一揆」で約4万人の規模に膨れ上がったともいわれる。結果として「検地10万日の日延べ」が発せられた。
その後指導者達は捕えられ、処刑されたが、このように勝利を得た一揆は全国他にない。
維新後の明治2年(1869)罪人の汚名を解かれ、義民たちを顕彰。
義民150年を記念した天保義民メモリアルパークが矢川橋北詰に建てられた。



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