水口を象徴する「碧水」という言葉の語の地
菅原道真が藤原氏の策謀によって大宰府に左遷されたことはよく知られていますが、道真の四男淳茂(当時16歳)も菅原家の荘園であった美濃部の郷(今の水口)に預けられたと伝えられています。そして美濃部郷の長、兵左衛門為親の娘との間に一子菅三郎直茂をもうけました。淳茂は現在の水口城の南側にあたる地に居を定め、近くに湧水池を設け、その周辺に梅ノ木を植えました。これが「梅が池」という地名の起こりです。この地は河岸段丘の境目にあたり、「梅が池」は野洲川の豊富な伏流水を利用した湧水池である。どんな日照りでも涸れることがなかったので水口を象徴する「碧水」という言葉の語源にもなりました。
甲賀市水口町本丸
新名神 甲賀土山ICから約15分、甲南ICから約20分
名神 栗東ICから約40分
東名阪 亀山ICから約40分
JR貴生川駅から近江鉄道水口城南駅下車西へ徒歩2分
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