土山町は、緑の山々と清流に恵まれ、一部は鈴鹿国定公園にふくまれています。シャクナゲの群生、特別天然記念物のニホンカモシカなど公園内は動植物の宝庫です。
鈴鹿山脈は、近畿地方の東部を南北に走り、北は伊吹山地、南は布引山地とそれぞれ関ヶ原・加太の地溝によって区切られる山脈で、延長約55km、東西幅約10kmの地塁を型造り、三重県と滋賀県の境となっています。 地質は、主として古生層からなり、東部から南部にかけては花崗岩の迸入みられます。地質上の違いはまた、地形上の相違となってもあらわれ、鈴鹿山脈の随所に特異な景観をくり広げます。